入れ歯とは？
  入れ歯は、ご自身の歯が少なくなればなるほど、無くては困るようになります。入れ歯には総入れ歯（FD）と部分入れ歯（PD）、また健康保険が使えるものと、自費負担のものがあります。
   入れ歯は、歯の欠損部を補強してかみ合わせを良くするだけではなく、減ってしまった土台部分の骨のボリュームを回復させる役割も担っています。

入れ歯をちゃんとはめていないと...
  入れ歯は患者さま自身で取り外しができるため、途中ではめなくなる患者さまもいらっしゃいます。
    例えば、歯の欠損部が少ない場合の部分入れ歯では、欠損部が前歯で無い限り、とてもはめてられない方が多いです。そして下記のような悪化した状態に陥る方もいらっしゃいます。
   また虫歯等で、歯の欠損部が多くなってしまった場合は、就寝時も入れ歯が無いと痛くて眠れなくなってしまう場合もあります。

【例２】

左上図の黒い部分の歯がない場合

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入れ歯なしでは歯が食い込む

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入れ歯が必要

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入れ歯無しでは痛くて寝れないため、就寝時も入れ歯が必要になる。

歯みがき・定期検診でいつまでも健康な歯を

上記のようなケースに陥る可能性を、少しでも防ぐためにも、歯みがきと定期検診が重要です。

〜歯みがき〜

　食事をした後の歯は、食べ終わった後のお皿と同じです。ただお皿は洗えばきれいになりますが、歯は夜寝る前に歯みがきをしても、朝には虫歯の原因になる歯垢（しこう）が付きます。もし歯みがきをせずに寝てしまったら、さらに虫歯の進行は加速されます。
   少しでも虫歯の進行を遅らせるためにも、日々の歯みがきは重要です。しかしそれでも下記理由により虫歯になる場合もあります。
・歯の質や形の問題（遺伝）
・歯並び（遺伝）
・自分で歯みがきができない、子供の時にできていた
そのためプロの検診と処置が必要になります。

〜定期検診〜
  定期的な検診は虫歯や歯周病の早期発見と予防にもなります。1年たつと、たとえ歯みがきをしっかり行っていても、歯石が歯に付きます。それをきれいに落とすことで歯周病を緩和できたり、隠れた虫歯を発見することができます。

　そのため、たとえ入れ歯になってしまっても、より長く快適に入れ歯を使用することができるようになります。

　このように少しでも長くご自身の歯を健康に保つためにも、歯みがきや定期検診をお勧めします。